デトランスαの成分と副作用
成分名 | 作用 | 副作用危険度 |
---|---|---|
アルコールデナ | エタノール。殺菌作用の他、速乾性のために使用。 | ★★ |
アルミニウムクロリッド | 塩化アルミニウム。汗腺にフタをして汗が出にくくする作用。 | ★★★ |
アルミニウムラクタート | 乳酸アルミニウム。 | ★ |
プロピレングリコル | 保湿、抗菌作用。 | ★★ |
グリセリルステアラット | 乳化剤。 | ★ |
セチルバルミタット | 保湿、肌の柔軟作用。 | ★ |
スラミクロクリスタリン | 成分安定剤。 | ★ |
※★1個=非常に安全 ★4個=危険:当サイトの判定基準により算定しています。
デトランスαの有効成分は、
塩化アルミニウム(アルミニウムクロリッド)です。
この塩化アルミニウムが、
デトランスα脇用には、10.27%
デトランスα手足用には、25%
の濃度で配合されています。
皮膚科や美容クリニックで多汗症の人に処方される
塩化アルミニウムの濃度は20%なので、
デトランスαの塩化アルミニウムの濃度は、
脇用、手足用で効果と安全性を考慮した濃度になっています。
しかし、かゆみ、かぶれ、湿疹などの副作用を起こしてしまう人がいます。
デトランスα副作用の原因
デトランスαの有効成分の
塩化アルミニウム(アルミニウムクロリッド)は、
汗の水分と反応することによって、汗腺にフタをすることによって
脇汗、脇の汗腺からの分泌物(脂肪、タンパク質)
を少なくすることによって効果を発揮します。
この塩化アルミニウムと汗の水分が反応する時に、
少量の塩酸が発生します。
この塩酸に反応して、痒み、かぶれ、湿疹が出来てしまう人がいます。
このことは、デトランスαも分かっているので、
塩酸対策として、乳酸アルミニウムを配合しています。
しかし、それでも副作用が起きてしまう人はいます。
副作用が起きやすい人
アトピー性皮膚炎をお持ちの方です。
アトピー性皮膚炎の方は、塩酸に敏感に反応してしまう可能性が
非常に高いのでデトランスαは使わない方が良いでしょう。
他にも、敏感肌の方はやはり副作用が起きやすいです。
副作用が起きやすいタイミング
デトランスαの使い方にも書いてあるのですが、
脇の除毛後48時間は、使用を控えて下さいとあります。
これは、脇毛を剃る時に目に見えない小さなキズが、脇に出来てしまうためです。
塩酸やデトランスαに使われているアルコールが、傷口から侵入し、痒みやかぶれを
引き起こしやすくなります。
デトランスαの有効成分塩化アルミニウムは、
比較的刺激が強いので副作用は起きやすいと言われています。
デトランスαを使う時には、以上の点に注意して使用しましょう♪